三十三間堂−大人になってから行きたい場所

小学校の社会で学び誰もが一度は聞いたことのある名前「三十三間堂」です。

管理人@かずぞうは当初四条に用事があり、その前に1ヵ所程度お寺に寄れないかなと思ったところ、大人になってからは行けていなかった三十三間堂に行くことにしました。

理由は単純で京都駅から近いからです。

三十三間堂の位置は京都駅から市バスで10分程度、京都国立博物館の正面にあります。京阪七条駅にも近く、京都駅から歩いて行こうと思えば行けない距離ではないと思われる距離にあります。

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三十三間堂に入るための側道。右側に行くと入り口があります。

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本堂です。柱間が33間もあるため、メートルに直すと120mぐらいあるそうです。実際に見ても長い・・・。

管理人@かずぞうが三十三間堂に行ったのは小学校の修学旅行ぶりです。当時の三十三間堂の思い出としては金色の観音様がたくさん並んでいて、まっすぐの廊下を歩いたという記憶ぐらいでした。それ以外の入り口はどのような感じだったなどの記憶は一切ないです(笑)

そんなこともあり、時間もあまりないことから30分くらいでクルリと回ってこようと思っていました。しかし、実際は驚きというよりも自分の奥深くにジッと重くのし掛かるようなそんな感覚になりました。

自分の感覚を超えた大きさの本堂に整列した深く輝く観音様の趣は入った瞬間にさまざまなものを感じます。(本堂の中の写真撮影はNG)また、観音様は1体1体ほんとうに細やかにつくられていて、それが平安時代、鎌倉時代というからまた驚きですね。

それに加えて、風神・雷神の像も三十三間堂にあります。子どもほどの大きさで人間離れした姿形を見ることができます。観音二十八部衆にいたっては、廊下の目の前に展示されているため間近で見ることができるのも他にはありません。

何とも言えない落ち着きに浸っていたら、軽く1時間ほどが過ぎてしまいます。有名な平安神宮や金閣・銀閣に比べて、視覚的ではなく心で見ることが三十三間堂は多いと思いました。子どもよりも大人になってから来るべきところだなと感じます。


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