油山温泉 元湯館−自然と共存する温泉旅館

静岡市の中にひっそりと佇む温泉旅館があります。それが「油山温泉(ゆやまおんせん)」です。油山温泉は静岡市中心部から北上して車で35分程度で到着することができる秘湯で、静岡市中心部は車は混み合いますが、県道27号線を走っていると車の量も安定していてスムーズに走ることができます。

油山温泉はグーグルマップにも表示されるほどの名前ですが、実際には2軒の旅館だけで油山温泉を構成している小さな温泉です。県道27号線から安倍川を渡るために安倍街道を通り、油山の交差点を通り抜けると「油山温泉」の看板があります。

車で通るには心細いほど細い道の両側に家々や茶畑がひっそりと広がり、そのまま直進すると終点に「油山温泉 元湯館」があります。

今回、管理人@かずぞうは油山温泉旅館2軒のうちの1つ、油山温泉元湯館に宿泊しました。

油山温泉元湯館の温泉記事はこちら→「油山温泉 元湯館-ゆっくりできる名湯」

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静岡市内から1時間以内でこの風景です。自然の中にひっそりと佇む旅館。真夏でも朝と夜はエアコンなしでも非常に涼しい。

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食事をいただくところは囲炉裏がある別の部屋です。

自然に囲まれた温泉旅館だけあって自然と共存している旅館です。旅館のまわりにはアブが飛んでいて少し危ないですが、夜館内の通路を歩いているとヤモリが壁を歩いていました。そういう意味でも自然と無理矢理切り離された都会の日常を忘れさせてくれる旅館だと思います。

昔ながらの旅館風景とおもてなし

旅館に着くとおしゃべりが好きな女性お二人が向かえてくれました。歴史ある格式とは違う温かい対応で客室まで案内してくれます。

旅館の受付(フロント)から廊下を通り、温泉、食事処などを通過して客室があります。旅館自体は山間につくられた建物ですので、廊下も坂になっていますし、段差も緩くない階段があります。エレベータもありませんので、足腰の悪いおじいちゃん・おばあちゃん、足に障害のある方や車いすの方にはちょっとキツイつくりになっています。

食事は1泊2食付きです。客室ではなく囲炉裏のある食事処でいただきますが、朝食・夕食共に食べきれない程の料理の種類が並びます。管理人@かずぞうもすべてを食べきることはできませんでした・・・。この感じも昔ならではの旅館ですね。

館内は山間ですが携帯電話はつながります。(ドコモ調べ)インターネット環境はもちろんありませんのでご注意ください。

食事後に何か食べたり飲んだりしたくなったら・・・

温泉旅館ですので、基本的には食事の時間が早く18:00や遅くても19:00といった時間が普通です。夜遅く寝る癖がついてしまっている方には、夜中に多少小腹が空いてくるかもしれません。

旅館の客室には無料のお茶とあいさつのお菓子、別途冷蔵庫にビールとジュースが入っています。しっかり食べたいという方は事前に購入して持ち込むことをお勧めします。

旅館付近に夜まで開いている店はありません。油山温泉 元湯館から車で15分程度のところにコンビニ・サークルK(県道27号線沿い)があります。旅館に到着する前に寄っておきましょう。

油山温泉が注目を浴びるようになった理由

以前は「油山温泉」という名前をテレビや雑誌、旅行ガイドなどでも目にすることはありませんでした。静岡で温泉といえば伊豆の方を特集されているのが一般的です。ここ最近、ジワジワと名前が出てくるようになった理由の1つに新東名高速道路の存在です。

油山温泉は新東名高速道路「新静岡IC」より車で15分程度で到着することができる一番近い温泉です。

静岡市に旅行する方が油山温泉で一泊して静岡市へ行くという方が増えているのです。

まだ油山温泉が注目を浴び始めてから日が浅いため、ビジネス利用で利用できるプランはありませんが、現在でも会合や合宿などでは利用できるようになっています。今後、静岡市から近い立地を活かして市内のホテルの代わりにビジネス利用できるようにしてほしいです。

油山温泉 元湯館の詳細

油山温泉 元湯館
住所 静岡市葵区油山2325-4
アクセス JR「静岡駅」より車で35分
新東名高速道路「新静岡IC」より車で15分
駐車場 あり(無料)
風呂・温泉 あり
インターネット環境 なし
物書き机 あり


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