JR長浜駅の西口を出て、南へ徒歩3分のところにある建物が長浜鉄道スクエアです。長浜駅の改札口を出るとすぐに見えるので“あれだ!”と気づくと思いますし、知らなくても“なんかちょっと普通と違う建物がある”と思うと思います。長浜鉄道スクエアは鉄道好きでなくても楽しめる展示内容です。
マニアにはたまらない!?大人も子どもも楽しめる長浜鉄道スクエア
当時起点駅として1882年に完成した「旧長浜駅舎」、旧長浜駅舎の保存に加えて鉄道資料、鉄道模型などが展示されている「長浜鉄道文化館」、当時活躍したD51形蒸気機関車とED70形交流電気機関車を展示した「北陸線電化記念館」の3つをあわせて「長浜鉄道スクエア」となっています。
JR長浜駅から見える建物は、長浜鉄道文化館と北陸線電化記念館であり、明治時代に建てられた旧長浜駅舎はこの建物の奥に建っていて、長浜鉄道スクエアの入口も旧長浜駅舎のため、グルリと回る必要があります。
長浜鉄道スクエアは中に入ってみると、鉄道マニアでなくても展示内容を楽しめると思います。行ってみてのお楽しみですね。ただ、管理人@かずぞうが行ったときには、鉄道マニアのお兄さんやおじさん、子どもの家族連れが多かったかなと思いました。鉄道マニアのお兄さんやおじさんは高級なカメラを首からさげている率が高くて、すぐに分かります!笑。
現在のJR長浜駅舎もリスペクトしている旧長浜駅舎
明治時代に作られた旧長浜駅舎は築130年以上であり、現在は博物館としての役割になっていますが、現存している日本最古の鉄道駅舎です。何気なく建っていますが、長浜市にとっても重要な建物と考えられます。
現在の新しく建て替えられたJR長浜駅を見てみると、旧長浜駅舎のデザインや形を模していることが分かります。
手前が旧長浜駅舎、奥に小さく見えるのがJR長浜駅です。
JR長浜駅。旧長浜駅舎の雰囲気や屋根の様子、窓の配置、煙突の位置なども似ています。
長浜鉄道スクエアは長浜の観光エリアからは少し離れてしまいますが、旧長浜駅舎が持つ文化が脈々と今、未来へと繋がっている事にちょっと喜びを感じます。