京都の1日乗車券で別会社バスへの乗り間違えを防ぎたい

京都市内をバスで動く際に数多くの観光客が購入するのが京都市交通局が発行している「1日乗車券」です。大人1人500円で1日市バス、京都バスが乗り放題になるというもので、1回乗車が230円ということから、3回乗れば元が取れるお得な乗車券です。

京都市内をバスで動く際に気を付けておきたいポイントとして、行きたかった目的地へ行かないバスに乗ってしまうルート間違いがありますが、もう1つあるとすれば、違う会社のバスに乗車してしまう乗り間違えもあります。

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1日乗車券で乗ることができるのは市バス・京都バスだけ!

京都駅前の観光案内所で購入できる1日乗車券カードは「市バス・京都バス」のみで使用できるということであり、同じ京都市内で運行している京阪バスやJRバスなどでは使用できないということです。

市バスや京都バスと同じような社寺仏閣などの観光地をつなぐ路線バスを京阪バスやJRバスも運行しています。バス停にバスが来ているからと言って、飛び乗ると市バスや京都バスではなく京阪バスだったということもよくある話です。せっかく500円で1日乗車券を購入したのにも関わらず、京阪バスの初乗りは270円ですので、自分が乗り間違えたとはいえ、かなり損をすることになります。

カラーリングも見分けが付かず、バス停も同じでわかりにくい!

乗り間違えを誘発するポイントとしては2つあります。

1つ目はバスの車体です。

市バス、京都バス、京阪バス、JRバスなど、それぞれが統一されたカラーの車体ではなく、数種類あることから毎日見ている人でない限り、パッと見ただけでは何処の会社のバスであるのか見分けがつきにくいです。さらに、バスの形状(乗車ドアの位置)も同じ市バスであっても、真ん中にあるものから後ろ側にあるものまで、一致していません。

2つ目はバス停です。

市バス、京都バス、京阪バス、JRバスなどのバス停が1つの場所に集合していることがよくあります。一応看板は立っているのですが、同じ場所に2つも3つも看板を出されても困ります。少しずらしてくれるだけで乗り間違えは減らせると思いますが・・・

バスの利用者としては、バスが来たらバスの行き先を見る前に「このバスはどこの会社が運行しているのか!?」をチェックしなければならないのが現状です。

京都観光ではバスを見送るゆとりも必要

京都市内を運行しているバスの現状が少しずつでも変わっていけば観光しやすくなるとは思いますが、あれだけたくさんの利用者がいて収入があれば、変わっていくことも難しいかなと思います。

京都市内でバスを利用する際には、時間に余裕を持って移動すること、タイトな観光スケジュールを組まないことが重要かもしれません。京都市内中心部であればバスの本数が多いことから、1本見送っても少し待てばすぐに次のバスがやってきます。友人や知人と話していれば、すぐに時間が経つでしょう。

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