そこそこ走りやすい!変わった!酷道と言われた国道421号線

国道421号線は三重県の桑名市から滋賀県近江八幡市をつなぐ重要な道路ですが、今回は三重県いなべ市から滋賀県近江八幡市までの区間を車で走行しました。

国道421号線は名神高速道路と新名神高速道路に挟まれた位置にあり、一般道で走行する場合にも目的地によっては、国道8号線や名阪国道の方が交通量も多く、無理に国道421号線を選ぶ必要はありません。

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(写真は国道421号線ではありません)

今回は管理人@かずぞうの行き先の都合上421号線を通行したいと思ったためルートに選びました。421号線を走ったのは初めてで、今回はその感想となります。

酷道から国道に変わった421号線

初めて国道421号線を通行しようと思ったものの、マップを見る限り山道であり、車での通行に不安もあったことから、どのような道路か事前にネットでいろいろ調べてみました。すると出てきた文字は「酷道」

ただ、現在は2011年に石榑トンネルが完成し、2015年10月10日に道の駅「奥永源寺 渓流の里」がオープンしたことで、かなり走りやすい道路になっていることを確認したため、目的地までのルートにすることにしました。

実際に走ってみると、思った以上に走りやすい道路でした。

三重県いなべ市から石榑トンネルの区間、石榑トンネルから滋賀県側にある道の駅「奥永源寺 渓流の里」までの区間は道路も整備され、広めの片側1車線で問題なく走行できます。交通量も決して多くないところもありがたいです。「山道はちょっと無理」という方であっても、問題ないと思います。

少し走りにくいところは、道の駅「奥永源寺 渓流の里」から永源寺ダム湖を抜けて、東近江市中心部へ向かう道路部分です。永源寺ダム湖周辺は、道路幅が狭く、山に沿って道がグネグネしていることから、死角が多く、慣れない車はスピードを落として、カーブ毎にブレーキを踏むことになります。

大型トラックの走行もあり、一部の直線部分やカーブでのすれ違いができないところは何ヵ所かあり、慎重な運転が求められます。(大型トラックの運転手さんは慣れているため、対向車が通り過ぎるまで待ってくれています。)国道421号線に慣れた大型トラックや小型商用車などの後ろをついていくのは走りやすいですが、無理にスピードを出さずに運転をしましょう。

ただ現在、永源寺ダム湖周辺の道路も道路幅員の拡張工事が行われている最中です。数年の内にかなり走りやすい道路になると思われます。

コンパクトカーでも走れなくは無いが・・・

管理人@かずぞうは2WDのコンパクトカーですが、国道421号線を問題なく走ることはできますが、できれば、もう少し排気量の大きい車、もしくは4WDがいいなと思いました。理由は石榑トンネルの前後は、トンネルに向けて傾斜6%の坂が長い区間続きます。登坂車線は準備されているため、他車に迷惑をかけることはないのですが、正直パワー不足が辛いです。

観光にもしようできる国道に

車で観光地へ行くときには、名神高速道路や新名神高速道路を利用すれば、国道421号線を通ることはないかもしれません。ただ、高速道路ではない下道は地元の雰囲気、知らなかった景色に出会えるチャンスでもあります。

冬期は道路の凍結や雪の関係からスタッドレスタイヤは必須です。また、三重県側は雪が降っていなくても滋賀県側は雪が積もっていることも考えられます。十分な準備をしてから出かけましょう。

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