1975年創刊の”ヤマケイJOY”が、2011年3月にリニューアルされて”ワンダーフォーゲル”となりました。ワンダーフォーゲルのコンセプトは「365日、山を楽しむ」ということ。発行しているのは”山と溪谷社”。1930年から続く老舗の出版社だ。
上の写真は「ワンダーフォーゲル2012年6月号」夏山ガイド特集 ヤッポー!槍ヶ岳のものです。
山に行きたくなる雑誌「ワンダーフォーゲル」
まずはじめに断っておきたいことは、管理人@かずぞうは人生で1度も山登りをしたことがないということです。ハイキング程度の山の麓はありますが、そこから上には登ったことがありません。富士山の五合目までも車で行きました(泣笑)
海か山かどちらが好きかと言われれば”山”と答える管理人@かずぞうですが、偶然本屋さんで立ち読みをしていたときにココロを奪われました。山登り=寡黙に登るイメージが強かったのですが、世間の山ガール効果によって雑誌も変貌したのでしょうか、山登りのノウハウばかりではなく、”人”に焦点を当てて、自然環境の中で登る人の楽しさや苦しさ、思うコト、その中で出会う人とのつながりなどが載っています。
山っていいな・・・と素直に思いました。
一般紙には絶対載らない!山小屋ガイド
ホテルを中心としたブログなので宿を紹介します。ワンダーフォーゲルの中には”山小屋&テント場ガイド”が載っています。
写真で撮ると文字が読み取れないと思いますので、本屋さんで確認してください。
山の中にこんなにものたくさんのヒュッテや小屋、山荘があるとは知りませんでした。山を登る人をサポートしてくれる山小屋は家族運営のところも多く、アットホームな雰囲気が雑誌の中にも紹介されています。
注目したいことがトイレです。トイレは通常の家庭では下水処理場や浄化槽にて処理されて海へ流されますが、山ではできません。トイレのカートリッジがいっぱいになるとヘリコプターで山の下まで降ろし、し尿の処理、消毒をして再度山小屋まで上げるという作業を行っています。
し尿の成分を分解してくれるバイオトイレもありますが、微生物を活性化させるための発電機やおがくずの入れ替えなどが必要であり、時間と手間がかかります。
今後順次トイレの有料化を行っていくと記載されていました。
今後、管理人@かずぞうは山に登ることがあるかわかりませんが、都市部にあるシティーホテルや温泉地の旅館などとは違う宿、山小屋の事が知ることができる雑誌です。一度開いてみてください。