静岡市の中心部から車で30分くらいで行けるところにあるのが「三保(みほ)の松原」です。三保の松原は羽衣伝説発祥の地であり、海岸線に沿って7kmに渡り、5万本もの松が植えられていることから日本の3大松原の1つにもなっています。
三保の松原の入り口(おじさんが座っていますが・・・)。正面が駐車場・売店スペース、奥に見える木々が御穂神社から神の道と言われる神社と三保の松原とを結ぶ道です。観光客も歩きますし、地元の健康志向のおじいちゃんも散歩ルートにしていました。
三保の松原だけに松です。この小道を15分ほど進むと静岡海水自転車道に出ます。そこから海岸線と富士山の絶景が見られるポイントになります。
管理人@かずぞうもその富士山が見たくて三保の松原に行きました。しかし!ほとんどを雲に隠され、雲は風で流されても次から次へと雲が富士山を覆っていました。待っても見ることができなかったのです。天気予報を確認してから行きましょう(涙)
三保の松原の入り口入ってすぐにある大きな松が「羽衣の松」です。しっかりとした松でした。
松群を抜けると海岸線に出ます。この日は子どもたちがスポーツの練習のために地道な基礎トレーニングをしていました。
交通の便がよい三保の松原
管理人@かずぞうが三保の松原に行く前にルートを確認したところ、静岡市中心部のホテルからは車で南下し東名高速道路を越えて海岸線に出ます。そのまま国道150号線を清水の方へ進むと三保の松原があります。国道150号線は信号の少ない海岸線で非常に気分良く快適に走ることができます。
しかし、地図では三保の松原付近は住宅地であり入り組んだ様子で迷子になる恐れがありました。
実際に行ってみると、太い道路に看板もしっかりと出ていて、三保の松原付近では観光の事も考慮されて太い道路にするための改修工事が行われていました。あと少しで完全につながるようで、迷うことはありませんでした。
もし気になる方は、JR清水駅から三保の松原行きのバスが出ています。これを活用するのもよいです。
運動に最適な三保の松原
三保の松原は普段運動不足なビジネスマンの体には結構堪えます。松原の散策ルートは細く上下左右にグネグネしているため体力が奪われます。海岸線の砂浜に出てみると想像以上に足を取られます。松原から海岸線へは下りなことと、海を見た楽しさで足が進むのですが、海岸線から松原へは登りになります。一歩一歩が砂に埋まって重く、松原に戻ったときには息が切れます(笑)
売店には名物おじさん登場!?
三保の松原には50台分ぐらいの駐車場がありますが売店も5軒ほどあります。その中で一番人気な売店が「一ふじ」です。静岡茶を使用した抹茶ソフトクリームも人気ですが、一番は安倍川餅です。お土産ではなく、注文するとお茶と一緒にお盆で出してくれるのがありがたいですね。その場で安倍川餅をいただくことができます。
おもしろいのは、その隣にある売店「静岡製菓羽衣店」のおじさんです。売店の前にイスを出して座っているのですが目に留まるお客さんを次から次へと声をかけて呼び込んでいます。それが「一ふじ」のお客さんであっても声をかけていたりします。
話に乗ってくれるお客さんは良いのですが、おじさんの思い通りにならないとイライラして怒ってます。きっと名物おじさんだと思うのですが、昔ながらの売店のおじさんだなと思いますよ。