ねむの木こども美術館「どんぐり」−人間性を育てるということ

静岡県掛川市に行ったら必ず行くべきところの1つに「ねむの木こども美術館」があります。管理人@かずぞうも過去に2回お邪魔しました。

「ねむの木こども美術館」は「ねむの木学園」の中にあります。

ねむの木学園とは、「肢体に不自由を持ち、知恵に遅れを持ち、両親のない子、家庭での養育困難な子、また家庭から通学困難な子に生活教育を受けながら義務教育を・・・という思いで設立された養護施設」になります。このねむの木学園を設立されたのが舞台やテレビなどで活躍された宮城まり子さんです。

ねむの木学園の中には学校の他に数多くの店やギャラリー、カフェなどが点在しています。その中の微絀館としてねむの木こども美術館「どんぐり」はあります。ねむの木学園の子どもたちの絵は日本のみならず、世界中にファンがいるほど有名となっていますが、その絵を常時展示しているのが、ねむの木こども美術館「どんぐり」になります。

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このねむの木美術館「どんぐり」を設計したのは建築家・藤森照信です。掛川の山の中にあるねむの木学園からドコッと出てきたような自然体の建物です。絵本の中に入ってきてしまったように感じる建物はおもしろいです。

入館料は大人1人600円です。世界中で販売されている絵の原画を見ることができますし、一定期間に一度、展示作品も入れ替えられます。一般社会で美術を学び描いた絵ではなく、子どもから沸き上がってくる絵。その意味を心の深くに感じることができる絵だと管理人@かずぞうは思いました。きっと感じることは人それぞれです。

ねむの木学園の楽しみ方の1つに「歩く」があると思います。

ねむの木美術館「どんぐり」の目の前に駐車場があります。しかし、あえてねむの木学園の入り口付近の駐車場に駐めて歩くことで、自然の中に点在する小物などを販売しているショップや他の美術館、桜木池、カフェなどを見ながら楽しむことができます。このショップやカフェなどで働く人たちの中にはねむの木学園を卒業して社会とつながり合う場となっているところもあります。

しかし実際には、ねむの木美術館「どんぐり」まで1km以上ありますし、山道ですので暑い夏の季節や冬の寒い季節は車で行くことをオススメします。(笑)

ねむの木美術館「どんぐり」へは、掛川駅より掛川バスサービスが運営するバスを利用して桜木線・ねむの木学園で下車をします。または、掛川駅よりレンタカーで行きましょう。車で20分ほどで行くことができます。

掛川駅はトヨタレンタカー、日産レンタカー、ニッポンレンタカー、オリックスレンタカーなどレンタカー会社がたくさんあり、車を借りることには不便しません。

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