ホテルでスマートフォンデザリングLTEを行うコツ

管理人@かずぞうはau版iPhone5ユーザーですが、仕事の時はノートパソコンをホテルに持参して仕事をすることがあります。どこのホテルでもどんな場所でも最高速度が出てくればよいのですが、そんな簡単には答えてくれません。コツが必要です。

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LTEの電波は弱い・・・

以前はどのノートパソコンにも有線LAN端子が付いていましたが、最近の軽量ノートパソコンは無線LANが一般になっていますし、重量や端子スペースなどから省かれることが多く、無線LAN(LTE)、Bluetoothなどに頼ることが多くなりました。

LTEとはデータ通信の高速規格で、docomoではXi(クロッシィ)、auやsoftbankでは4G LTEと呼ばれています。データの最大通信容量は下り75Mbps/上り25Mbpsというものであり、HD動画もサクサク見られてしまうのもポイントの1つです。

しかし、LTEは2.1GHzという高周波数の電波を利用しているので、外でも建物の影に隠れたり、建物内の内部であったり、高層階のホテル部屋であったりするとすぐに電波が届かなくなり、通信できなくなってしまうのが問題です。非常に弱い電波なのです。

地下鉄などでLTEが利用できるのは、地下鉄内にLTEアンテナを別途設置しているからですね。

LTEのとホテルの相性は最悪

LTEとホテルの相性は良くありません。そのポイントは、
・ビジネスホテルはビル群の中に建っていることが多い
・コンクリート造の建物であること
・窓ガラスが網入りガラスで電波を遮る
あたりが上げられます。

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網入りガラスとはガラスに格子状に針金が入ったガラスのことであり、この針金が電波を遮ります。実際にはホテルや近隣の建物が火災の際にガラスが熱で割れても飛び散ることを防ぐ役割を担っています。

このため、スマートフォンのデザリング機能を利用してパソコンを利用するときはスマートフォンを窓際に置いておくことは必須事項であり、可能であれば窓の向こう側が開けている部屋がよいです。また、街中の場合うるさいですが窓を開けた方が電波は入りやすいです。

LTEデザリングの使いすぎに注意

LTEの電波がよいときは下り75Mbpsとはまではいきませんが、8Mや12MのADSL程度までのスピードは出ますのでパソコンでメールのやり取りやネットサーフィンなども不快に思うことなく使用することは可能です。

管理人@かずぞうのiPhone5デザリングの場合、個人的な感覚では30分のデザリングで10%未満程度電池を消耗していきます。バッテリー残量が気になる方は充電しながらデザリングを行うと安心ですね。

LTEデザリングで一番気をつける必要があるのは、docomo、au、softbank各社が揃って取り決めをした1ヶ月7GB制限です。7GB制限を超えて利用してしまうと、128kbpsという通常のスマートフォン利用にも影響を与える遅いスピードに制限されてしまうため避けなければなりません。

概ね管理人@かずぞうが1時間LTEデザリングでパソコンを利用した場合、
・メール数通のやりとり(文字のみ)
・ネットサーフィン調べ物
・Youtubeで鑑賞(30分/HD画質)
この場合でトータル300MB程度です。(ほとんどがYoutubeの受信量だとは思いますが・・・)

2時間もYoutubeやニコニコ動画で映像を鑑賞しているとすぐに1GBは超えてしまいます。デザリングは便利な機能ですが計画的に利用しましょう。

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