気軽に泊まれる山間の食事処宿−松茸山荘

松本へ行った際に街中心部のホテルに宿泊をしたかったものの、予約をするタイミングが遅かったこともあり、ほぼ全てのホテルが満室で宿泊できませんでした。それなら・・・ということで、松本市中心部から15kmほど離れたところにある穴沢温泉「松茸山荘」に宿泊することにしました。

落ち着いた時間の流れを感じる宿

「松茸山荘」には本館と別館がありますが、本館の縁側が付いた和室6畳の部屋に泊めていただきました。今回は松本中心部で食事をすることから「素泊まり」です。
管理人@かずぞうが「松茸山荘」に宿泊した際にはホームページより申し込みを行い、素泊まり料金は税込み4,100円でした。

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部屋は和室6畳です。布団は先に敷いていただいていたため、すぐに横になれてありがたかったです。

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縁側付きです。窓から外は見ることができますが目の前に温泉の建物が見えて、あまり山々や木々を感じることはありませんでした。(部屋によると思います・・・)

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縁側の突き当たりに収納があります。ここがクローゼットになっていて、服を掛けておくことができます。

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冬場は必需品ですね。

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お茶もポットも準備してあり、落ち着けます。

部屋はあくまでも畳敷きの和室と縁側のみしかなく、トイレや洗面、浴室などの水回りはありません。トイレは宿泊できる部屋の近くに共同で使用できるトイレがあります。浴室は温泉を利用することになります。

廊下を歩く人の声や足音が部屋の中まで聞こえてしまいますが、館内には22:00まで音楽が流れていますので声を紛らわせてくれます。また、宿泊者が少ない場合には人気の少ない”シーン”とした音のない感覚も紛らわせてくれますので、いいなと思いました。

松茸産地の温泉宿

「松茸山荘」の源泉は穴沢温泉です。宿泊者は本館と別館それぞれにある温泉に入ることができ、2つの建物はつながっていないことから、本館に宿泊した場合は、建物のエントランスより一度外へ出て、道路を歩き別館へ行きます。本館と別館は目と鼻の先ですので、歩いてすぐに到着出来ると思います。

※管理人@かずぞうは疲れていたので、本館のみの温泉に入り、別館へは行っておりません。

本館の源泉は穴沢温泉1号線と名付けられていて、泉質は弱アルカリ性低張性冷鉱泉とのことです。実際に入ってみて詳しいことはわかりませんが、少しの時間入浴しているだけでも体が芯から温まり、出てもすぐには冷めていかない感じはありました。
湯自体が高温という訳ではなく、長く入っていられる温度でした。

この本館には、内湯と露天風呂の2つがありますが、内湯でじっくり暖まってから露天風呂へ行かないと、外へ出た瞬間寒いです。

「松茸山荘」の入浴時間は宿泊者は22:00まで、朝は6:00〜8:00までです。日帰り入浴の方が10:00〜21:00まで入浴が可能なことから、日帰りの方が帰られて静かになった21:00以降の方がゆっくり入ることができるかなと思いました。

管理人@かずぞうも人がいない時間帯を狙って入り、夜も朝も一人でゆっくりした時間を満喫しました。

松本中心部からほぼ1本道でアクセスは分かりやすい

「松茸山荘」は松本市と上田市をつなぐ国道143号線から少し入った所にあります。松本中心部からは、JR松本駅前のメイン通りが国道143号線になりますので、ずっと道なりに行くことで到着することができます。

松本中心部から北上をして、浅間温泉を横目にさらに北上します。途中の信号で県道57号線の方へ行くと安曇野方面へ抜けることができますが、そちらへは行きません。そのまま143号線を進み山越えをします。

「松茸山荘」の手前、3kmほどのところにコンビニがありますので、買い出しをしておきたい方は便利です。

国道143号線に大きく「松茸山荘」の看板が出ていますので、その道を入っていきましょう。1kmほど進むと「松茸山荘」があります。国道143号線から「松茸山荘」に行くための道に入ってすぐには住宅があり、さらに進むと道が細くなってきますので「本当にこの道かな?」と不安になりますが、大丈夫です。そのまま進みます。

松茸を振る舞う食事処としても・・・

「松茸山荘」は名前の通り、温泉だけではなく、松本市四賀地区の名産品である「松茸」を振る舞ってくれる場所でもあります。車で走っていると山々には多くの松が植えられている姿も見られます。

松茸の季節でもある9月や10月辺りに松茸料理を楽しみに行くのもよいかもしれません。

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