岐阜県各務原市は愛知県と岐阜県の県境にある町であり、自衛隊の岐阜基地がある以外はこれといったPRポイントが少ない町かなと思っていた。市の南側は木曽川、北側は山々に挟まれる地形であり、名古屋からのアクセスも電車で1時間程度はかかり、岐阜中心部からも車や電車でなくてはアクセスできない距離となる。岐阜市と名古屋市のベッドタウンとして存在しているとも言える。
その各務原市にベッドタウンだからこそ!の公園があることを知りました。それが各務原市の「学びの森」と「市民公園」の緑溢れる公園群です。
駐車場付きの広大な公園
学びの森公園の最大の特徴は、辺り一面広がる芝生広場、流れる小川に池、数々の大木です。到着した瞬間に子どものみならず、大人もキレイな公園とおっとりしてしまうほど丁寧に手入れがされていて、美しい公園です。童心に戻って子どもと一緒に走り出したい気分にさせてくれます。
学びの森は元々岐阜大学の農場跡地であることから、自然豊かな環境が残っていたとも言えるかもしれません。
また、学びの森公園の側面にはイチョウ並木があり、季節になるとイチョウが紅葉して辺り一面黄色の絨毯が広がります。そんな中を散歩することができるのも最高です。このイチョウ並木がある道(プロムナード)は「冬ソナストリート」と名付けられています。
元々、各務原市は韓国ドラマの「冬のソナタ」のロケ地である韓国春川市と姉妹提携をしていることからきているようです。「冬のソナタ」で出てくる場所を真似たことになります。「冬のソナタ」ブームは去ってしまいましたが、「冬のソナタ」を知らなくても楽しめます。
学びの森からすぐ近くにある市民公園も学びの森同様に緑溢れる公園です。少し違うのは、森っぽいというよりも公園っぽく、平坦な芝の広場や遊具などがあり、都市的な遊び方ができるかなと思います。
駅あり!数多くの駐車場あり!の便利な場所
緑溢れる空間が豊かなだけではなく、この公園がいいなーと思ったところは、不便ながらも交通の便がよいところです。学びの森には150台近くの駐車場を持ち、市民公園には340台分もの駐車場があります。
2時間までは無料、それ以降は1時間おきに100円必要になりますが、市民公園の一角には各務原市図書館もあり、休憩もかねて絵本を読んだり、小説を読んだりするのもよいかもしれません。
加えて、名古屋鉄道「各務原市役所前」駅、「市民公園前」駅がすぐ近くにあり、車を持っていなくてもアクセスはよく、駅前ということもあり、周囲にはコンビニや飲食店があります。
管理人@かずぞうは行く前は全然期待していなかったのですが、行ってみたらよかった!そんな公園でした。