東海地方に大きな影響を与えていた愛知県小牧市にある名古屋空港ですが、2005年に中部国際空港が開港したことで、空港コードのNGOを含め、その地位すべてを明け渡しました。
主要な航空会社はすべて中部国際空港セントレアに移り、現在はフジドリームエアラインズ(通称:FDA)の1社のみが就航しています。現在の県営名古屋空港からは青森、岩手花巻、山形、新潟、出雲、高知、北九州、福岡、熊本の9都市を結ぶ路線があります。
中部国際空港セントレアよりも県営名古屋空港を利用する最大のメリットは直接的な名古屋中心部までの距離です。中部国際空港セントレアから名古屋中心部までは40kmほどありますが、県営名古屋空港から名古屋中心部までは10kmほどしかありません。
バス利用で短時間で名古屋中心部までアクセスできるメリット
県営名古屋空港から名古屋中心部の栄や名古屋駅までは空港バスを利用する方法が一番早いです。空港バスは1時間に数本あり、栄まで20分程度、名古屋駅まで30分程度で到着できます。中部国際空港セントレアより電車の特急に乗車するよりも早く、運賃も半分程度で済みます。
電車とバスを利用すれば複数ルートあり
県営名古屋空港より名鉄バスと名鉄電車を利用することで30分ほどで名古屋駅へ行くこともできますし、あおいバスと名鉄電車・名古屋市地下鉄を利用、もしくはあおいバスとJRを利用しても名古屋駅や栄にアクセスすることもできます。
中部国際空港セントレアを利用しない方法もあり
名古屋の空港といえば中部国際空港セントレアと思われがちですが、第二空港である県営名古屋空港を利用することで、混雑することなく名古屋中心部へアクセスできるところが魅力的です。
特に福岡空港からは中部国際空港セントレアへも県営名古屋空港へも就航していることから、あえて県営名古屋空港を選択しても面白いと思います。