自然が豊かで優しい関市円空館

刃物で有名な関市。日本国内における包丁の45%は関市で作られていて、貝印の「孫六」は世界的にも人気が高い。関市=刃物と言われるほど刃物だけが際立っていますが、関市にある「関市円空館」も魅力的な場所の1つ。

関市の中心部から少し離れたところに長良川のほとりに関市円空館はあります。円空とは江戸時代前期の僧で、寺を構えず西は奈良から北は北海道まで旅をしてまわり、各地域で仏像を彫ったと言われる人物です。生涯に12万体の仏像を彫り、現在でも5000体ほど現存しているようです。

60才を過ぎた円空が終着地として選んだのは出生地でもある岐阜県。亡くなるまでの数年間を関市にある弥勒寺で住職を勤めています。

ゆっくりとした空気が流れる関市円空館

関市円空館はコンクリートで作られながらも、どこか落ち着いた空気が漂う場所として作られています。建物の周囲には池があり、風が吹くと水が波打つ風景もよかったです。コンクリートで作られた石柱の間を通ってゆくと円空館の入り口があります。

扉を開けて靴を脱いで下足を棚に入れて受付へ歩いて行きます。入館料は大人ひとり250円でチケットと岐阜県にある円空仏を紹介した「円空仏ガイドブック」をいただきました。受付で「よかったら住所(都道府県と市町村)を書いてください」と話を受けて、下手な字ながら筆ペンで書いてみました。

丁寧で優しい館長さんが円空の紹介DVDを流してくださり円空について大まかに知ったところで、日本全国でどのくらい円空仏が現存しているのか、関の鵜飼いについての話もしてくださいました。

関市円空館は決して広くなく、展示物も多くはありませんが、多くないからこそ一つひとつ考えながら見ることができる場所になっていました。

自然に包まれた場所

駐車場から関市円空館へは約350mほどあり、歩くことで深く円空を感じられるように作られています。

駐車場付近は工事中でしたが、このような感じです。

ルートに沿って歩いて行くと、円空が住職を勤めた弥勒寺跡があります。(上の写真の右側が弥勒寺跡)弥勒寺は火災で焼失してしまっていますが、すぐ近くに新しい弥勒寺が建立されています。正面には竹林があり、竹林の間を抜けていきます。

竹林を抜けると木々が生い茂る山の中という雰囲気の場所となり、ここを抜けると円空館がみえてきます。

円空館の近くには円空のお墓もあり、誰でも手を合わせることができます。その場所は木々に囲まれ苔が生え、自然豊かで余分な音がしない場所でした。

関市円空館の駐車場

関市円空館の駐車場は弥勒寺官衙遺跡群の中にあり、特に白線で表示されているわけでもなく「ここに車を駐めていいのかな?」という感じの場所になります。実際には看板で駐車場案内がされていますし、「バック駐車危険!側溝あり!」などの看板もあるため、ここに車を駐めていいんだということが分かります。

関市のコンセプトとしては、この場所に車を駐めて円空館だけではなく、周辺も散策してほしいという狙いがあるようです。

天気が悪い時などには円空館に隣接した駐車場もあり、そちらに駐めてもいいのかもしれません。

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