真夏になると37度、38度という最高気温を記録する日が増えています。太陽の光を直接受けるような場所では体中から汗が噴き出し、観光地や街中を動き回っていると飲んだ水分がそのまま汗として出ているんじゃないか?と思ってしまうほどです。
1日着た衣類には大量の汗が染み込み、水分を感じるようなベトベトな状態であったり、シトシトの状態であったりすることも少なくありません。汗を多く含んだ衣類をそのまま畳みビニル袋などに入れて持ち帰っても良いのですが、衛生的に良くありませんし、正直臭いです。
ホテルのユニットバスの中にある洗面を利用して、汗の付いた衣類を洗うことで衛生的にも衣類の痛みを抑えるためにも有効です。
少量の液体洗剤を旅行に持って行き洗濯をする
ホテルのユニットバス内で洗濯をするポイントは、汗や汚れを落とすことで綺麗にすることではありません。衣類に付いている雑菌を落とすことを目的とします。
汗染みや汚れをその日のうちに落としてしまうことで汚れも取れやすく、衣類の傷みを抑えます。
いつも使用している液体洗剤で問題はないのですが、超濃縮液体洗剤(アタックNeoやナノックスなど)であれば、より少量で済み、すすぎも楽です。真夏なので抗菌用洗剤もおすすめです。
汚れや汗を簡単に落とす
一人旅や夫婦だけの旅行、家族旅行なども含めて全ての衣類を洗うのは大変ですのでやめた方がよいです。全ての衣類を洗うのではなく、下着や肌着など汗を吸収しているものを中心にTシャツぐらいまでにしておきましょう。1日持ち歩いた汗拭き用のタオルなども一緒に洗うと良いです。
ホテル客室のユニットバスにある洗面に軽く水をためて、ジャブジャブと衣類を簡単に手洗います。量が多い場合は浴槽を使ってもいいかもしれませんが、重労働になるのであまりおすすめはしません。水が垂れない程度に絞ったらホテルの客室内に干します。
濡れた衣類を干して客室の湿度を上げる
ホテルの客室は基本的には湿度が低く乾燥しています。ホテルの客室に備品として置かれているハンガーを利用しても良いですし、持参した携帯用ハンガーを使っても問題ありません。Tシャツや下着、タオルなどを干すことで湿度を上げることができます。湿度を上げることは喉や肌に良い効果を与えます。
洗っても1日では乾かないのでは?と思われる方もみえると思いますが、ほとんどの場合でホテルの客室が乾燥していることもあり、Tシャツなどであれば就寝している間に乾きます。
チェックアウトをする朝に衣類をハンガーから取り外して畳み、カバンやスーツケースに入れます。帰宅してから洗濯機に入れてもう1度洗うのですが、臭いや汗染みなどを抑えてくれますので、ホテルで手間が増えてしまいますが、洗濯はおすすめです。