ゆっくりとした時間が流れる−ねむの木こども美術館「どんぐり」

静岡に行くと帰り道によりたいと思う場所は「ねむの木こども美術館“どんぐり”」です。過去にも何度も足を運んでいて、今回も立ち寄ってみた。数えていないか分からないけれど、今回で3回目か4回目かになると思います。

ねむの木こども美術館「どんぐり」は養護施設ねむの木学園の中にあり、学園の子どもたち(大人もかな?)の絵が展示されている美術館です。

新東名高速道路「森掛川IC」や東名高速道路「掛川IC」、もしくは国道1号線から気軽に行くことができるのも、ねむの木こども美術館「どんぐり」へ行きたくなる理由かもしれません。決して距離的に近くはないのですが、信号が少なく車で走っていて気持ちがいいんです。

ゆっくりとした時間が流れる場所

ねむの木こども美術館「どんぐり」の前にある駐車場に車を駐めて外に出ると、青々とした山々、清々しい風、鳥のさえずり・・・時間に追われる毎日を過ごしていると、ここだけ時間の流れがゆっくりなのでは・・・と思うほど、この場所は自然の時間と一緒に時を刻んでいます。

入り口で入館料を払って説明を聞き、2階にある展示場所へと足を進めます。

何回も来ているため、展示されている絵は同じものもあるのですが、自分自身が年齢を重ねるにつれて見え方が変わってくるのが分かります。

若いときに見た時は「こういう絵を描くんだ」という薄い印象しか残らなかったのですが、今回は絵から描いている本人が「そうなりたいという希望を描いているのか・・・」「強く印象に残ったイメージを絵にしているのか・・・」寂しいという気持ちや楽しいという気持ちを、純粋にそのまま絵にしているようでした。

それが本当かは分からないのですが、今回は絵からそのように感じました。

ねむの木こども美術館「どんぐり」は、すごく混雑する美術館ではありません。毎回数組の方がみえる程度で、みなさんジックリと絵と向き合っている方がほとんどです。

ねむの木学園をゆっくり歩いてまわるのもいい

管理人は、ねむの木こども美術館「どんぐり」の目の前にある駐車場に車を駐めてしまうことが多いのですが、時間のある方は、ねむの木学園の入り口にある駐車場に車を駐めて、歩いて散策することをおすすめします。

ねむの木学園の入り口にある駐車場から、ねむの木こども美術館「どんぐり」までは歩いて1kmほど(坂道ですが・・・)あるのですが、その間にお花屋さんや雑貨店、喫茶店などがあります。これらは、ねむの木学園の方たちが運営されているお店で、ぜひコミュニケーションをとってほしいです。

また、吉行淳之介文学館もありますので立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

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