近江八幡と言えば商人の町。昔ならではの雰囲気が残されている街並みはとても綺麗で観光地として見応えもある。ただ現実はバスで訪れたおじいちゃんやおばあちゃん世代の観光客がバスを駐める市営駐車場と日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)の間を行き来するだけとも言える。自家用車で訪れて街中を歩き回る人はほんの一握り。
それでも、おじいちゃんやおばあちゃんだけを満足する町から若い世代も楽しめる町に変わりつつあるのかなと尾賀商店さんを見て思う。
クリエイターが集まる尾賀商店
市営駐車場からも日牟禮八幡宮からも離れ、バスの観光客が訪れない(バスの観光スケジュール上、行けない・・・)場所に尾賀商店はあります。築150年の古民家を改修して尾賀商店が生まれました。街並みに対して主張することなく馴染み、一見すると通り過ぎてしまいそうですが、近江八幡の街並みを大切にしているのかなとも思います。
尾賀商店はお店や飲食店、ギャラリーなどが集まった場所になります。入口を入るとすぐにハンコの凄さに目を奪われ、ガラス作品がいい雰囲気を出し、奥にスペースを構える飲食店「すいらん」さんの音に吸いよせられます。
他にも手芸やアンティーク雑貨、鉄作家さんなど、数多くのお店や工房が入っています。
管理人@かずぞうが行ったときには、飲食店の「すいらん」さんと手芸と雑貨の「アイデアノート」さん以外は不在で、ギャラリーもタイミングが悪く開いていませんでした。土日や観光シーズンであれば、より楽しめるのかなと思います。
少しずつ変わっていく近江八幡
近江八幡を若い人が楽しんで観光するスポットは本当にありませんでした。それが「たねや」や「クラブハリエ」を運営するたねやグループがラコリーナ近江八幡を新しくつくったことで、今まで近江八幡を訪れることが無かった世代が集まってきているように思います。
ラコリーナ近江八幡から車で5分ほどで尾賀商店さんに到着できますし駐車場もあります。ラコリーナ近江八幡に行きたいと思う人であれば尾賀商店さんも楽しめる方かなと思います。ぜひ、言ってみてください。