益子町の寄りたい場所-益子参考館

栃木県益子町にあるフォレスト益子に宿泊したら、一度は寄って見たい場所を紹介します。

フォレスト益子からローソンののある信号を1つ抜けるとすぐにある「益子参考館」です。フォレスト益子からは車で2分ぐらいで到着することができます。益子参考館にはバスでも駐車できるような大きな駐車場がありますので、車で行くことができます。

益子参考館は陶芸家である濱田庄司が国内外で集めた器、木工、家具などの工芸品と自身の作品をを公開している場所で自邸の一部を活用しています。参考館の由来は自分自身が参考にした品々を一般の方々にも参考にしてほしいということで名付けられています。

伺った2012年3月は企画展示「工芸の中の動物モチーフ」が正門・1号館に展示されていました。本来の入館料は800円なのですが、一部の展示について東日本大震災の影響で見学できないため、当分の間500円となっています。

DSCF8277
益子参考館の正面。正門(1号館)。風格ある佇まいです。

DSCF8282
入るとすぐに栃木の名産である大谷石の蔵(2号館と3号館)が2棟並んでいます。2011年3月11日に起きた東日本大震災の影響で現在は2棟とも立ち入り禁止となっています。原因は屋根から床にかけてヒビが入り倒壊の危険性があるということです。(ぜひ見たかったけど・・・)

DSCF8283
蔵を抜けると門(濱田庄司館)が見えてきます。風情のある道です。

DSCF8290
門を抜けると茅葺屋根の濱田庄司別邸(4号館(上台))が見えてきます。この別邸が立派でお客様の入り口などはさすが!と思います。しかし、内部は資料館になっていますので物であふれています。また、茅葺屋根の痛みが激しく葺き替えが必要な状況でありちょっと深刻さを感じました。

DSCF8303
母屋の隣が工房・登り窯です。工房は屋根がちょっとおもしろい形をしています。

DSCF8301
内部は広く土間です。当時職人さんが並んで仕事をしていた雰囲気が感じられます。

全体的に建物の痛みが随所に出てきてしまっている状況は否めないです。それに加えて東日本大震災の影響を受けています。しかし、観光化が進む益子町においてゆっくり陶芸を中心とした作品や建物を見られる場所は益子参考館のみです。

みんなで守って行きたいですね。

現在、益子参考館では「益子参考館震災再建基金」を設立して完全再建を目指しています。

▼「財団法人 益子参考館」公式ホームページ▼
http://www.mashiko-sankokan.net/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)