最近の浜松の新しいスポットといえば“KAGIYAビル”かなと思っている。築50年以上経つビルを不動産会社が買取り、文化や情報の発信場所として注目を集めている。
入居しているお店の数々
JR浜松駅から北へ10分程度歩いていったところにある交差点に建つ建物が“KAGIYAビル”になる。“KAGIYAビル”自体かなり古い建物であるけれど、周辺に建つ建物もかなりレトロで年季の入ったものが多いようだ。
入居しているお店で“KAGIYAビル”の主は2階に店を持つBOOKS AND PRINTSさんで、こだわりの本を販売している他にコーヒーを提供する小さなカフェスペースもある。4階にギャラリーを持っていて、作品の展示やトークショーなどのイベントを行っている。1階にはクリエイターの商品を取り扱うニューショップ浜松、2階にはフランスのアンティークを中心に商品を販売しているVIOLETに加えて、KAGIYA CAFEもある。
他に確認できたのは3階にBAR23がある。管理人@かずぞうが行ったときには営業時間外で、詳しい確認までできなかった。
ここではお店の中のVIOLETさんのことを少し書きたいと思う。
VIOLETさんの店主さんは美しい女性の方でとても深い品の持ち主だ。お店の入口には写真NGなどの貼り紙がしてあることから、一瞬入ることを躊躇ってしまうものの、扉を開けた瞬間に暗くてレトロな“KAGIYAビル”から別世界へ誘ってくれる。(この変化は是非味わって欲しい。)
テーマを決めて商品の展示を変えてみえることから、商品と言うよりはギャラリーかもと思ってしまうほど。できる限り商品の数を少なくされているようです。商品は一見触ってはいけないかもと思ってしまうようなものですが、手が届かないような高額な商品ばかりではないため、手に持って1つ1つ味わうのがいいのかなと思います。
感度の高い人が集まるレトロな空間
お店の名前を書いたところだけではなく、他にもお店は入居しています。しかし、正直なところ、廊下に面した扉を躊躇してしまう感覚はあります。名前や扉を見ただけでは、お店なのか会社なのか分からず、いきなり入っていいのかも考えてしまうほどです。
ただ、ここに集まる人がみんな情報や文化といったものに対して感度の高い人だろうなと思っています。名前やサイン1つ見ても感じられます。
お店の方に話を聞く限りでは、スタートしたばかりでまだこれから!ということなので、浜松にとって必要不可欠な存在になっていくことを期待しています。